経営・管理ビザは、会社の経営や管理業務を行う人のためのビザです。出資をしただけで、実際に経営管理業務を行わない場合は、ビザを取得することはできません。

では、1つの会社で経営・管理ビザを取得できるのは、何人までなのでしょうか?

それは、会社の状況によります。
従業員が何百人も何千人もいる会社で、事業内容も多岐に渡り、管理者も多数必要な場合、1社で経営・管理ビザが取れる人の数も多くなります。
しかし、比較的小規模で事業内容も単一である場合、複数の経営管理者の設置の必要性については疑問が残るため、1社で経営・管理ビザが取得できる人の数は限られます。

また、経営・管理ビザを必要としない人(永住者は日本国籍の方)が経営する会社において、取締役等に就任し経営・管理ビザを申請する際も、 経営・管理ビザを取得している人がまだいないから、取得できるわけではなく、 実態として、経営・管理業務を行う必要性があるのか、その点が重要視されますので、ご注意ください。