先日も、事業の継続性についてコメントしました。
最近、経営・管理ビザのご相談で、どれくらい売上を上げれば、どれくらい利益を上げれば、ビザが更新できますか?という質問をよく受けるので、 再度ここでご紹介しておきます。…

まぁ、直近決算が黒字で終えていれば、 この点については、更新で特に問題にならないと思います。

気になるのは、赤字のときですよね。
赤字であっても、すぐに更新不許可となるわけではありません。
特の初年度については、初期投資もあり、事業形態によってはいきなり黒字にするのは難しいでしょう。

入管の過去の判断基準としてあげられているのは、

①直近2年間で売上総利益があって、直近期末に欠損金が無い
→○

②直近2年間で売上総利益があるが、直近期末に欠損金がある
→債務超過でないなら事業内容や資金調達の状況によって、可能性あり。
→債務超過が直近期末のみなら、1年以内に具体的な改善の見通しが出せれば、可能性あり。

③欠損金があり、直近2期において債務超過がある場合
→×

④直近2期において、売上利益が無い
→×

ちなみに、どれぐらいの売上があればいいのか、については、その企業の事業内容や規模にもよるので、なんともいえません。