経営管理ビザを取得する場合、自宅兼事務所、というのは、よほどの条件が整っている場合を除き、認められないケースがほとんどです。
ですので、ほとんどの方が、事務所を別に借りることになります。
このとき、「ビザをとるためにはどれくらいの広さが必要ですか」という質問をよく受けますが、
失礼ですが、本当に経営管理の活動をやる気があるのですか?と聞きたくなります。

実際に、どのような業務をやりたいのか、それが決まれば、自ずと、どのような設備が必要なのかは決まってくると思います。

例えば、貿易業をやりたい場合、流通をどのようにするのか、在庫を事務所に置くのか、倉庫を別に借りるのか、扱う商品は大きいのか小さいのか…
これらを考え、それに見合った広さの事務所を借りればいいだけの話です。

実際、入国管理局も、事業の実現性のところについての審査は年々厳しくなっています。

ビザのために臨時的に体裁を整えても、ビザ申請が不許可になったり、もしくは、更新のときに更新できなくなってしまうこともあります。

経営管理ビザの申請は、資本金や事務所の整備などの点で、他のビザよりハードルが高いのは言うまでもありません。 きちんと後々の事業形態を考えてから、経営管理ビザの申請を検討していきましょう。